ＦＯＲＭ３６ 宇宙を舞う金色の天（前編）

オーブ宇宙ステーション　アメノミハシラ

剣「あの三機のパイロットが戦闘機人？」
スバル「はい、先ほどの戦闘で敵の一人が言ってました」
剣「色々と洗いなおさないといけないな・・・・スバルさんは一旦ミッドに行ってください」
すると剣がノートパソコンを取り出し何かを打ち出す
スバル「三刃さん、一体何を？」
剣「小型だが転送装置になってくれる、俺がテストに使ったから安全だ」
剣が打ち終えると小型のゲートが出てくる
スバル「えっと、分かりました、ところで何をすればいいんですか？」
剣「とりあえずスカリエッティに事情徴収とついでに良太郎さんを連れてきてください」
剣が書類の束をスバルに渡す
スバル「これは？」
剣「これまでのレポート、一応お偉いさんに見せておかないとね」
スバル「了解です、では行ってきます！」
スバルがゲートを潜り消えていく
剣「頼むぞ、スバル・・・・・」




アメノミハシラ　司令部
剣「始めまして、ロンド司令殿、御刃剣です」
ロンド「こちらこそよろしく頼むよ、三刃殿」
ロンドが剣と握手をする
剣「貴方様も私の素性をお知りで？」
ロンド「あぁ、ウズミから話を聞いたよ、苦労者らしいな」
ロンドが微笑みながら言う
剣「今後我々はどう動けば・・・・・・」
突然緊急アラームが鳴り響く
剣「な、連邦がもう・・・・・」
ロンド「いや、君達の狙いが来たようだ」
するとモニターにノーバディの軍勢が映し出される
剣「な、・・・いつの間に・・・・・」
ロンド「三刃、機体の準備をしろ、我々だけで片付けるぞ？」
剣「待ってください、今調整が終わってるのはフリーダムとノワールだけです、二機じゃとても・・・」
ロンド「何を言ってる？私を含めて３機でアレぐらい片付けられる」



アメノミハシラ　格納庫
剣「キラ、準備は？」
キラ「大丈夫、とりあえずやれるだやろう」
剣「あぁ、ガブリエルノワール、行きます！！」
ノワールが宇宙へと飛び出す
剣「初めての宇宙だが、なんとかいけるはずだ・・・・」
剣が機体のバランサーを精密に調整する
ロンド「待たせたな、まずは私の天（アマツ）を見ておくがよい」
ロンドの声とともにノワールの前に金色のフレームを内蔵したガンダムが出現する
剣「あれは・・・・ガンダム？」
ロンド「踊れ！！！」
ロンドの言葉とともに天の翼部からワイヤーが射出され、ノーバディが次々と貫かれていく
剣「な、あれほどの数とたったワイヤー二本で・・・・・・」
キラ「僕達も行こう」
フリーダムがビームサーベルを構え敵陣へと向かう
剣「ガブリエルは遠距離用だってのに・・」
ノワールの背部キャノンが稼動し、両肩にセットされる
剣「角度調整30度、ビームチャージ９０％、障害物なし、発射！！！」
トリガーを引くとともに巨大な高熱の線がノーバディを一掃していく
エリオ「三刃さん、僕も援護します！！」
エリオがＺガンダムに搭乗し、剣の援護へと向かう
剣「エリオか、ウェイブライダーでノワールを乗せられるか？」
エリオ「余裕です！」
Ｚが変形し、その上にノワールが乗る
剣「このまま行くぞ！！」
エリオ「了解！！！」