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とりあえず見ていってください、話はそれから
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剣の心の中

「ダメだ、やはり力が弱まってる・・・・・」
剣が心臓を押さえながら言う
「よぉ、ピンチみてぇだな・・・・」
「誰だ?俺の心に入るとは・・・」
常人では入る事のできない剣の心の中に誰かがいる
「俺だ、イクス・アーウェルグ・イクス・ヒューイッグだ」
そう言いながら剣と瓜二つの顔の少年が歩いてくる
「イクス・・・そうか、あのとき・・・・・・」
「そう、お前に俺の八相を渡したときに俺の精神の一部を入れさせてもらった」
そういいながらイクスが座り込む
「で、俺に何のようだ?」
剣が警戒しながら言う
「お前の大事なある人を連れてきた」
そう言い、イクスが指を鳴らすと管理局の制服を着たある人が出てくる
「む・・・くろ?」
剣が驚く
「はい、正真正銘本物の六道骸です」
そう言いながら骸が髪の毛をいつものパ・・(自主規制)の形にする
「剣、何で俺達が今ここにいるかと言うとお前に伝えなきゃいけないことがあるんだ」
するとイクスが謎の紙をだす
「お前、死者の神と契約したらしいな、本当か?」
「あぁ・・・」
イクスの質問に剣がゆっくりと頷く
「成功する可能性は低いが助かる方法が一つだけある」
「どうすればいいんだ?」
「・・・・・・・・・八相を一気に開放する」
イクスがためらうように言う
「でも、ただで・・・・・」
「あぁ、ただでさえコントロールが難しいのにどうやって制御するかだろ?」
イクスが剣の言おうとした先を言う
「剣、八相を開放するのは制御が目的ではありません」
骸が何処からかホワイトボードを出す
「モルガナの存在はたった一体だけでも空間を歪ませてしまいます」
モルガナの八相、スケィス、イニス、メイガス、フィドヘル、ゴレ、マハ、タルヴォス、コルベニクを描く
「その空間が・・・・崩壊する?」
剣が推測で言う
「正解だ、それに今良太郎達がその下準備に行ってる、だから剣、何が何でも死ぬな」
イクスが剣の肩を強く握りながら言う
「あれ、二人が見えなくなっていく」
剣が目を擦るが幻覚ではなく実際に消えていく
「剣、私は死んでいま・・・・・・」




現実
「・・・・・俺は・・・・・」
剣が目を覚ます
「三刃君、よかった・・・・」
なのはが剣の隣に座っている
「・・・・・・・・・夢で逢えたら・・・・・か」
剣が一人微笑みながら言う
「三刃君?」
「気にしないでください、僕はまだ死にません」
「三刃さ~ん!なのはさ~ん!」
ソラとスバル達が剣達の方に向かってくる
「行きましょう父さ・・・ハロルドの計画にピリオドを打ちに・・・・・・」

 

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