ＦＯＲＭ５８ ゆるりゆるり

骸「最近出番がない？よくあるパターンですよ」

翌日　剣の部屋
「ん・・・・もう朝か・・・・」
剣が目を覚まし、リビングに向かおうとする
「やっと見つけましたよ、剣！！」
どこからか声がする
「ん・・・・・・気のせいか？」
剣があたりを見回すが誰もいない
「ここですよ・・・・・」
すると机がひとりでに開き、中から頭にワカメをのせた骸が出てくる
「あ、ムクろえもん！」
「そうだよ三刃君、僕は君のへたれを直すために・・・・って違う！」
骸がノリつっこみをする
「あ～どーでもいいが、床汚すなよ」
剣が忠告を言うとタンスにかけていたカッターシャツを着る
「はい、気をつけますよ」
早速ワカメを畳におく
「馬鹿～や～ろ～う！！！！！！！！
「パイナポ！！」
剣が、骸に右ストレートを喰らわすと妙な奇声を発し、フッ飛ぶ
「お前、さっき俺が言っていた事を聞いたか？」
「あ、はい・・・ごめんなさい・・・・・・」
骸が剣の形相に驚き恐縮する
「ったく・・・・これだからお前は・・・」
剣があきれる
「剣～、朝ごはんできたよ～」
のどかが部屋に入ってくる
「あ、宮崎さん、もうおきてたんだ」
剣が骸を徹底無視し、のどかに意識を集中する
「な・・・・け・・・剣！その娘はなんなんですか！！」
骸が何故か妙な対抗意識を出す
「えｔっと・・宮崎のどかです、以後見知りおきを・・・・」
のどかが丁寧に挨拶をする
「あ、どうも、剣の同僚の六道骸です」
骸もつられて挨拶をする
「って、そうじゃなくて！剣、この娘とはどういう関係ですか！」
「宮崎さん、ご飯にしましょうか」
剣が骸を無視し、のどかに再び意識を集中する
「あ、のどかって呼んでください」
「そっか、んじゃぁのどか、ご飯食べよ」
そう言うと二人仲良く部屋を出る
「ま、待ちなさい！！」
骸も遅れて部屋を出る





リビング
「なのはさん、おはようございます」
剣がリビングに座っているなのはに挨拶する
「おはよう、二人ともこれから学校？」
なのはがリビングで新聞を読んでいる
「あ、はい。一応単位取らないといけないんで・・・」
剣が苦笑いしながら座る
「剣！宮崎とは早すぎます！」
骸が頭にワカメをのせた状態でリビングに入ってくる
「あ、骸君、いきてたんだ」
なのはも骸を最低限の反応だけすると無視する
「・・・・・・・・・・・はい」
骸が部屋の隅で三角座りをはじめる
「さてと、ご飯食べよっか」
侑斗がウラにきつい一言を言う
「う・・・先輩がいないから僕が寝たキャラなんて・・・・」
ウラの呟きはみんなに無視された



その頃エリオとウラは・・・・
「よし！アンデット封印完了！」
「有難うエリオ君、君のおかげですべてのアンデットを封印できたよ」
橘さん（ﾀﾞﾃﾞｨｬｰﾅｻﾞﾝ）がエリオと握手する
「あれは・・・・・」
エリオが時空の歪を見つけ、中からゼロライナーが出てくる
「エリオ君！！」
キャロがゼロライナーからかけてくる
「よかった、無事だったんだね」
エリオが安心するとウラが体から抜ける
「いやぁ～よかった、よかった」
「お前は特に何もしてないだろ？」