ＦＯＲＭ５ 光臨、満を持して！ｂｙジーク

アッシュフォード学園　引き続き図書室

ジーク「ほほぉ、つまり、その「ホレ薬」とやらでお前は女性から追われているのか・・・・」
ジークが剣の肩に座っている
剣「なわけで、どうにかして解毒薬を貰いたいのですが、今の僕じゃ・・・・」
剣が本棚を直しながら言う
ジーク「そういえば剣、何故管理局にいないのだ？」
剣「その、記憶喪失なんです」
ジーク「まぁそのようなことは気にするな、良い方法がある」
するとジークが光の玉と化し、剣の中に入る
剣「ジークさん、一体何を・・・・」
ジーク「体の力を抜け、我に体を預けよ」
剣が目を閉じると、剣の体から光が溢れ出す
Ｗ剣「光臨。満を持して」
剣の髪が白銀に染まり、肩に鳥の羽のような装飾品を纏い、髪の毛がポニーテールになるようにくくる
剣『ジークさん、これは・・・・』
Ｗ剣「まぁ黙っておけ、私がなんとかしよう」
するとＷ剣がのどかを抱き上げる
剣『ちょ！！！！何を！！！！！』
Ｗ剣「姫を助けてやるのが王子の役目、私が何とか進ぜよう」
剣『だからってお姫様だっこは・・・・・』
剣がそういいながらもＷ剣は無視する




体育館
剣『何故体育館だ・・・・』
Ｗ剣「剣、世の中には２種類の人間がいる」
剣『２種類・・・・・男か女？』
Ｗ剣「違うな、綺麗か汚いかだ」
剣『言っとくが、宮崎さんに何かしたら殺すぞ？』
Ｗ剣「はいはい・・・」
Ｗ剣が再び歩き出す



校庭
生徒Ａ「御刃先輩発見！」
生徒の一人がＷ剣を見つける
生徒Ｂ「囲め～！！」
生徒数十人がＷ剣を囲む
Ｗ剣「諸君らは何様だ？」
Ｗ剣が足を止める
ミレイ「御刃君を捕まえた部活には部費１０倍よ～！！」
ミレイが校内放送で叫んでいる
Ｗ剣「ほぉ、アレが原因か」
するとＷ剣が歩き出す
生徒Ａ「捕まえ・・・・」
生徒が剣を捕まえようとしたときだった
Ｗ剣「頭が高い！！！」
Ｗ剣の一言で全員の動きが止まる
剣『動きが・・・・何を？』
剣は状況がわからずあたふたしている
Ｗ剣「私の半径20mの時間を止めた」
剣『別に止めなくても・・・・・』
W剣「姫を危険に晒さないためにはこれは一番いい方法だ」
そういうとW剣が指を鳴らす
生徒A「・・・ろぉぉぉぉおおお！！！！」
生徒同士がぶつかり合う
谷口「ふんもっふ！！」




教室
ネギ「あわわわわ・・・」
ネギは相変わらずあたふたしている
Ｗ剣「ネギ先生よ」
ジークが教室に入ってくる
ネギ「御刃君無事だったんですね！！」
Ｗ剣「それはそうと薬の効果はどうすれば切れる？」
Ｗ剣がのどかを椅子に座らせる
ネギ「え～っと・・・・・・接吻をすれば消える・・・・接吻って・・・・」
Ｗ剣「あぁキスのことか」
剣『えぇ！！！』
効果の消去法に剣が驚く
Ｗ剣「さてと」
ジークがのどかに顔を近づける
ネギ「僕は誰か来ないか見張っときますね！！！」
するとネギが凄まじい速さで教室から出て行く
剣『まて！ジーク、はやまるな！！』
剣が必死で制止させる
Ｗ剣「なに、私はしない、するのは・・・・」
するとジークが倒れるようにのどかに迫る
剣『ストォォォォォォォォォプ！！！』
Ｗ剣「お前がやれ」
剣が倒れると同時にジ－クが剣から離れる
のどか「ふぇ？」
のどかが丁度目を覚ます
剣「あ・・・・・」
剣がのどかを押し倒すように倒れ、剣の唇がのどかの唇と重なる
剣「・・・・・・・・・・・」
ルル「わ、わ、わ、忘れ物～♪」
何も知らないルル－シュが教室に入ってくる
剣＆のどか「あ・・・・」
ルル「・・・ごゆっくり」
ルルーシュは開けたドアを閉め、全速力で走っていった
のどか「あの・・・御刃さん・・・・」
のどかが顔を赤くしながら言う
剣「あ・・・はい・・・」
のどか「好きです」
剣「え・・・・・・・・」