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とりあえず見ていってください、話はそれから
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日曜日 剣の家 庭
剣「ふぅ・・・・・」
剣が檸檬茶を飲みながらため息を付く
ジーク「どうしたけん、元気がないな」
ジークがストローで剣のティーカップの檸檬茶を飲む
剣「どうしたもこうしたもお前のせいだろ?あと俺はけんじゃねぇ、つるぎだ」
剣がカッとなって、ティーカップを持ち上げる
ジーク「ほぉ、まだ姫との接吻を気にしているのか?」
剣「な・・・あ!」
剣がジークの一言に剣が驚きティーカップを落し、檸檬茶をこぼす
剣「やっちまった・・・・」
剣が頭に手を置く
マリア「つっくん、やっちゃいましたね」
御刃家で働いているメイドの一人、マリアが気づけば後ろにいた
剣「あ・・・マリアさん・・・」
マリア「何か考え事でもしてうっかり?」
剣「えぇ、まぁそんな感じです」
そう言うと剣がティーカップをひろい、濡れたカッターシャツを脱ぐ
マリア「えっと、目のやり場に困るのですが・・・」
マリアが赤くなりながら言う
剣「あ、すみません、すぐ向こう行きますね」
剣がそう言うとシャツで前を隠し、そのまま部屋へと入って行く




剣の部屋
剣「ふぅ・・・・ないな」
剣がクローゼットからシャツを出そうとするがシャツが運悪く一枚もない
剣「困ったな、良兄の服借りるか?」
剣が一人悩む
マリア「でしたらこれでも?」
マリアが背後に立っている
剣「マリアさん、いつの間に・・・」
剣が軽く驚く
マリア「ふふ、ついさっきですよ」
そういうとマリアが剣に服を渡す


数分後


剣「・・・・・・あの・・・・」
剣が鏡で自分の姿を見る
マリア「あ、似合ってるじゃないですか、よかった」
マリアが喜ぶ
剣「いや、だからって、何でアッシュフォードの女子用制服を・・・・」
剣がスカートの裾を持ち、微妙な顔をする
マリア「あら、そういえばつっくんはオトコノコでしたね」
剣「はい・・・ってそうじゃなくて、確かに顔つきは女性みたいって言われるし、スタイルもいいし・・・・」
マリア「しってます?つっくんと私って同年齢なんですよ?」
マリアが話を変えようとする
剣「あ、そうなんですか・・・ってそうじゃなくて、あと『つっくん』って何ですか?」
マリア「つるぎくんだからつっくんですよ」
マリアが笑顔で言う
剣「まぁそうですけど・・・」
剣が話を区切ろうとするが区切れない
マリア「そういえばつっくんは好きな人いるんですか?」
剣「なぁ!!!!!!」
剣が赤くなる
ヴィルヘルミナ「私も気になるでありま・・・・・」
ヴィルヘルミナが部屋に入ってくるが時間が止まる
良太郎「剣~、買い物行くけ・・・・・・」
良太郎が部屋に入ってくるが良太郎の時間も止まる
剣「あ、良兄、ヴィルヘルミナさん、これは・・・・・」
ヴィルヘルミナ「か、かわいいであります・・・」
良太郎「剣だたんだ、ビックリした・・・・・」
二人共結構良いリアクションをする
剣「良兄、なんか服ない?シャツがなくってさ」
良太郎「いいよ、それじゃあ付いてきて」
剣が良太郎についていく
マリア「ヴィルヘルミナさん」
ヴィルヘルミナ「何でありますか?」
マリア「剣君って誰が好きなんでしょうね」
ヴィルヘルミナ「気になるであります・・・・・・・」
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