忍者ブログ
とりあえず見ていってください、話はそれから
| Admin |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

数日後 機動七課

「敵の本部がわかった」
はやてから報告が来た
「第59管理外世界の忘却の城らしい」 
「忘却の・・・・城」
「どうしたん、三刃君?」
「いや、何でもない」
一瞬剣の顔色が変わったような気がした
「突入はスターズとトライブレード分隊で、ライトニングはもしものために隊舎で待機」
「了解」
「ところで何で行くん?」
肝心な事を忘れていた
「アヴァロンを呼んでおきました、あれが最速だ」
「ナイスや三刃君」
はやてがガッツポーズをする


数分後
「お待たせ~」
ロイドの気が抜けたような声が響く
「それじゃ、がんばってや」
「了解」
剣達が乗り込むとアヴァロンが大圏外に上昇する
「バルドナ・ドライブ使いますかぁ~?」
ロイドが剣に聞く
「あぁ、頼む」
そう言うとロイドがアヴァロンの操縦桿の妙な赤いスイッチを押した
「わ、なんだこれ!」
ソラが驚く
「バルドナ・ドライブ、短時間で別世界まで飛べるシステム」
剣が解説するのを聞いているソラだがさっぱりわかっていない
「到着まであと100秒」
「全員、俺が先行します、みんなは援護を!」
「了解!」

忘却の城、一階ロビー
「そこをどけぇぇぇ!」
剣がピーコック・スマッシャーでノーバディを一蹴する
「、レイジングハート!」
『Dive shooter』
「ディバイン、シュート!」
レイジング・ハートから放たれた光がノーバディを一掃する
「ラストォ!」
スバルのリボルバーシュートが最後の一体を貫く
「敵全滅、これより中枢部に潜入する」


13階、メインルーム
「何故奴らがここをわかったんだ?」
アクセルが疑問そうに言う
「いずれにせよ避けられぬ戦いだ、今潰しておくのが楽だろう」
No.Ⅳの男が言う
「何だぁ~ヴィクセン、お前あいつ等と戦いたいのか?」
「是非とも戦いたい、奴らの実力がどれ程のものか知りたいんでな」
「資料は全て廃棄したな?ヴィクセン」
薄いピンクの髪の男が命令口調でヴィクセンに聞く
「貴様、No.ⅩⅠの分際で!」
「ここの管理は私に任されているのでね」
「わかっている、すべてやった」
(クッ、ゼムナスの命令でなければこんな男・・・・)
「アクセル、客人は?」
「もうすぐで4階だ」
アクセルが覗いている水晶に剣たちが映される
「マールーシャ、私に行かせてくれ」
ヴィクセンが立候補する
「よいだろう、ただしやられるようなまねは・・・・・」
「解っている、私に任せろ」
「二階か・・・・・」
どうやら剣達が二階に着いたらしい
「開けるぞ・・・」
そういい剣がドアをゆっくりと開ける
「な、なんなんだよコレ・・・・・・」
ソラが目の前の光景に愕然とする
「みんな・・・・」
ソラが涙を流す、その先には氷漬けされたソラの家族と友人がいた
すると奥の入り口から誰かが入ってきた
「ようこそ機動七課の諸君、この階の主、No.・・・・」
ヴィクセンが話し終わる前にソラが先制攻撃を仕掛ける
「お前だったのか!俺の全てを奪ったのは!」
ソラを駆り立てる理由、それはソラの過去に秘密があった


話は7年前に遡る
その頃のソラはただの少年だった
どこもみんなとかわらない・・・
だがある事件が起こった
ソラがいつも通り友人たちと遊んでいたときだった
黒いフードの男、つまりヴィクセンがソラの家族、そして友人を氷漬けにし、
ソラの気を失わせこの城に連れてきたのだ

「ほほぉ、お前があの時の少年か・・・・・」
ヴィクセンがソラの攻撃を避けデバイスである「フリーズプライド」を出す
「クッ、あの馬鹿!」
剣が援護に行こうと瞬間、剣達を囲むようにノーバディが出現する
「クッ、こんな時に・・・・」
「三刃さん、援護お願いします」
そう言うとロクサスはヴィクセンの方に走り出す
「やれやれ、ヴェズバー!」
剣がヴェズバーを発動し道を作る
「はあぁぁぁぁぁぁ!」
ロクサスがヴィクセンに攻撃するが、盾で弾かれる
「我等の同士、ロクサス、お前もいたのか」
「五月蝿い!俺は、機動七課トライブレード分隊所属ロクサス二等陸士だ!」
ロクサスが再び攻撃する
「フン、どうやら記憶を失っているようだな」
そういいながらヴィクセンは攻撃を避け数歩さがる
「出番だ、わが最高傑作よ」
ヴィクセンがそう言うと銀髪で黒い衣服を纏った少年が出てきた
背はソラより若干大きく悪魔の羽の形をした剣を持っている
「コイツを倒せばいいんだな」
少年がヴィクセンに聞く
「あぁ、頼むぞ、リク、コイツを倒して力を得れば本物以上の力を得る」
「任せろ、こんな奴」
そう言うとリクはソラに持っている剣、ソウルイーターを向ける
「俺があんな軟弱と違うところを教えてやる!」
「待て、お前、本当にリクなのか!?」
リク、それは8年前に行方不明になったソラの親友
「違う、俺はレプリカ、ヴィクセンに造られた存在、お前と倒し俺が本物以上の存在になる!」
「リクじゃ・・・・ないのか」
ソラもキーブレードを構える
「行くぞソラ!」
「来い、リク!」
二人の戦いが始まった
「さて、ロクサス、ナミネの元に行きお前の記憶を・・・・・」
ヴィクセンが言い終える前にロクサスがヴィクセンに攻撃する
「俺はお前らの仲間にはならない!」
そう言い放つとロクサスが構える
「ならば力ずくで連れて行くまでだ!」
ヴィクセンも防御から攻撃態勢に切り替える
「どうした、ロクサス、その程度か?」
ヴィクセンがフリーズプライドでロクサスとの距離を徐々に縮める
「クッ、ロクサス!」
援護に行きたい剣達だが強力なバリアによって援護に行けない
「なんでロクサス君二刀流で戦わないの?」
そうだ、なんでロクサスは得意な二刀流を・・・・・・
「どうだ、三刃、いいやイクス、大事な部下を助けられない気分は?」
「イクス?何の事だ?」
「おやおや、ハロルドに体だけではなく記憶も造られたか」
そういうとヴィクセンはロクサスの首を掴む
ロクサスは持っていたキーブレードを落とす
「どうしたロクサス、我々の仲間だった時の方が十分強かったのに」
「は・・・な・・・・せぇぇぇぇ!」
ロクサスの左手に『約束のお守り』が出てくる
「なにぃ!?」
ヴィクセンはロクサスを壁に投げつけ後方にバックする
「クッ、レプリカ!」
「五月蝿い!今戦ってる!」
リク=レプリカがソラと戦っているがソラが有利に見える
「どうした?そんなんじゃ俺には勝てないぞ!」
ソラが奥義、ラスト・アルカナムをしようとする
「こんな奴にぃぃぃぃ!!!」
リクが闇の力を纏いソラに突進する
「うわぁぁぁ!」
ソラがとっさに防御するが防ぎきれず壁に飛ばされる
「撤退するぞ、レプリカ」
「クッ、こんな奴に・・・・」
そういうと時空の狭間を開き、撤退していく
「ソラ、ロクサス!」
剣が二人に近寄る
「へへ、ごめんなさい、三刃さん、逃しちゃった」
「あと、ちょっとだったのに」
だが剣の言葉はちがった
「ソラ、なんで前に出た?」
「その・・・」
「三刃さん、ソラが無事だったんだからいいじゃないですか」
ロクサスがソラををカバーする
「ロクサス、少しの間黙ってろ」
剣の目つきがいつもと違った
「戦場では感情のままに行動するな、死ぬぞ」
剣は決して慰めの言葉を言わなかった
「ロイドさん、そっちに保護した人送るんで、介護のほうお願いします」
剣がロイドに連絡し転送魔法でアヴァロンに送る
「・・・・・・・・・」
ソラは黙ったままだった
「ソラ、これからは俺の指示を聞いてから動け、もう誰も失いたくないなら」
そういい剣は先に進んだ
「ソラく・・・・」
ティアナがソラに声を掛けようとしたがなのはに止められ先を急いだ
「俺は・・・・・」
ソラはただ黙る事しかできなかった

PR
この記事にコメントする
               
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧
パスワード   
* コメントの編集にはパスワードが必要です
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Copyright ©  -- I miss you? --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by 妙の宴
忍者ブログ  /  [PR]