忍者ブログ
とりあえず見ていってください、話はそれから
| Admin |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

忘却の城10階

「とうとう10階か・・・・」
剣がノーバディの返り血を拭きながら言う
「にしてもよくこんなにノーバディを生み出したよね・・・・」
「ゼムナス達はいろんな世界の技術を使っているからな」
リクが言う
「その技術の一部があのクローンか?」
剣がリクに聞く
「あぁ、そうだ」
リクが答える、だがリクは口を開いてない
「!」
全員が振り向く
「よぉ、本物」
リク=レプリカが
十一階への階段口に立っている
「残念だがお前達はこれ以上先には行けない」
レプリカが指を鳴らす、すると巨大な石が徐々にドアを塞ぐように落ちてくる
「お前達は先に行け、コイツは俺が・・・・」
リクがウェイトゥ・ザ・ドーンを構える
「でも、リク・・・・」
「彼の決めた事だ、彼を信じろ」
剣がソラに言う
「はい、リク!やられるなよ!」
そういい三人が階段へと進む
「フン、お前の顔を見るたびに殺意が沸いてくるよ」
レプリカがソウル・イーターを構えながら言う
「残念だがやられる戦いはしない」
そういうとリクはコートを脱ぐ
「コイツを着てると動きに制限されるからな」
リクはコートの下に青いズボン、黄色と白のベストを着ている
「フン、服を脱いだから何なんだって言うんだ、俺がお前より強いって事を証明してやる!」
「はぁぁぁぁ!!!!」
レプリカがリクに斬りかかる、だがリクはそれを軽やかに避ける
「どうした?そんなんじゃ俺をたおせないぜ!」
リクがレプリカに肘撃ちをする
「ぐぅ・・・」
レプリカは腹を押さえながら後ろにさがる
「これなら・・・どうだぁぁ!!!」
レプリカがダーク・ファイガを放つ
「・・・・・・はぁ!」
リクはウェイトゥ・ザ・ドーンでそれを両断する
両断された炎はすぐに消滅する
「どうした?そんな軟弱な炎じゃ卵も焼けねぇぞ!」
そういうとリクがダーク・ファイガを放つ
「ぐあぁぁ!!!」
レプリカがシールドを展開するが意図も容易く貫通しレプリカに直撃する
「どうした?それでも俺のクローンか?」
リクは倒れたレプリカの首にウェイトゥ・ザ・ドーンを突きつける
「クッ、殺すなら殺せ!俺が死んだところで誰も悲しまない」
レプリカは強がる
「フン・・・・・」
リクはウェイトゥ・ザ・ドーンを解除し、待機モードであるネックレス状態にする
「何故止めをささない?」
レプリカはリクの意外な行動に驚く
「殺したしたくないから殺さないだけだ」
そう言い放つとリクは階段へと進む
「無駄だ、その壁はミスリル製だ、たとえ魔法でも・・・」
レプリカが説明しているのをリクは聞いていない
「おい、聞いて・・・・・え?」
リクがダーク・ファイガを放つ、すると壁が粉砕された
「案外安物使ってるんだな」
そういいながらリクは去っていった
「フッ・・・・殺したくないから殺さないか・・・・・」
レプリカはそう言うと目を閉じた

「どうやらリクのクローンも負けたようだな」
水晶に先ほどの戦闘が写っているのをマールーシャが見ている
「あらら、ヴィクセン、お前のレプリカはあれが限界だったのか?」
アクセルがヴィクセンに言う
「クッ、所詮は50%の出来だ、本物に負けた以上用なしだ」
ヴィクセンが苛立っている
「ん、何処へ行く気だアクセル」
アクセルが闇の回廊を使う
「ロクサスを連れ戻しに行く」
「おやおや、アクセル、何をそこまでロクサスにこだわる?」
ヴィクセンがアクセルに問う
「大事な仲間だからだ」
そう言うとアクセルは消えていく
「大事な仲間?ハハハ、子供が言うような言い訳を」
ヴィクセンはアクセルの答えに笑う




忘却の城11階
「はぁぁ!!」
剣がドアを斬る
「よぉ、以外に早かったな」
アクセルが柱にもたれている
「アクセル!」
ロクサスがアクセルを睨んでいる
「待て、ロクサス、俺が行く」
「三刃さん・・・・・」
「おいおい、何でアンタなんだ?俺はロクサスを連れ戻しに・・・・」
「ソラ、もしものときは宜しく頼むよ」
そう言うと剣が息を深く吸い目を閉じる
「八相開放・マハ」
すると剣の左目が紫に変色する
「それか、ゼムナスの言っていた八相って言うのは」
アクセルがチャクラムを回しながら言う
「どうでもいい事だ」
そう言うと剣がヴィンセントを構える
「行くぜぇ!」
アクセルが迫ってくる、剣はヴィンセントをムラマサ・ブレードモードにする
アクセルのチャクラムが剣の頬を掠め剣の頬から鮮血が流れる
「どうした?それぐらいで粋がっているんじゃないよな?」
そう言うと剣はアクセルに膝蹴りをかます
アクセルはなんとか体勢を直すがすぐにヴィンセントが迫ってくる
ヴィンセントがアクセルの脇腹を抉る
「ぐぅぅ、まだまだぁ!」
アクセルの顔は何故か笑っている
「これでも・・・くらいなぁ!」
アクセルが炎を放つ、炎は剣に直撃するが剣はダメージを受けてない
「馬鹿な、直撃のはずだ・・・・」
「これがマハの能力(ちから)だ、AMFと違い全ての魔術を受け付けない」
「だが接近戦は別だろぉぉぉぉぉ!!!」
アクセルが再び迫ってくる
剣もアクセルに接近する
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
「うぉぉぉぉぉ!!!!」
二人の影が交わる、そして・・・・・・
「クッ」
剣がヴィンセントを落とす、だがダメージは受けてない
「ぐあぁぁぁぁぁ」
アクセルが絶叫する、アクセるを見ると右腕が切り落とされていた
「く、てめぇぇ・・・・・・・」
「これ以上戦うな、出血多量で死ぬぞ・・・」
「クッ、仕方ねぇ・・・・」
そう言うとアクセルは切り落とされた右腕を掴み闇の回廊へと消えていった
そして、剣が膝を突く
「三刃さん!」
「大丈夫だ、少し疲れただけだ、早く先に進もう」

「でやぁぁぁ!!!!」
ロクサスがキーブレードで最後のノーバディを斬る
「これで・・・・全部・・・・」
ロクサスが息を切らす
「少し休もう」
そういい3人は床に腰を下ろす
「みんな!」
リクが階段を駆け上ってくる
「リク!」
ソラが立ち上がる
「おそらく次の階が最後だろう・・・・」
「ヴィクセン・・・・・・」
ソラの瞳には怒りが宿っていた
「ソラ、怒りや憎しみに捕われ自分を見失うな」
剣が目を閉じながら言う
「そうですね・・・・」
ソラが頷く
「みんな、休憩はいいか、行くぞ」
剣が3人に聞く
「了解!」
3人が同時に頷く


13階・メインルーム
「おやおや、諸君、揃いも揃って・・・・」
ヴィクセンがフリーズ・プライド構える
「ヴィクセン、お前を逮捕する」
剣がヴィンセントを構える
「悲しいよイクス、そしてロクサスよ、君達が管理局の犬になっていたとは・・・・」
ヴィクセンが深いため息をつきながら言う
「イクス?一体誰の事だ?」
「君の事だよ三刃 剣・・・いいや、ケン・アーウェルグ・イクス・ヒューイック!!」
ヴィクセンが指を鳴らすと3つの棺桶が出てくる
「な、何だあれは・・・・・」
「なに、中身は見れば分かる」
そして、棺桶が開かれる
「な!」
剣が自分の目を疑う
「そう、伝説の三蒼騎士のクローンだ」
目の前には3人のクローンが立っている
「・・・・・・・・」
クローンは黙ったまま動かない
「さぁ、行け!クローン達よ!あの者共を殺せ!」
「・・・・・・・・」
三蒼騎士は黙ったまま襲い掛かってくる
「・・・・・・・・・・!」
その内の赤い衣を纏った双剣使いがリクに襲い掛かる
「コイツ・・・できる」
リクは双剣をウェイトゥ・ザ・ドーンで何とか防御する
「・・・・・・!」
羽の生えた刀剣使いがソラに、変態(?)がロクサスに斬りかかる
「クッ」
「こいつ!短パン一丁で、変態か!?」
ロクサスが真顔でツッコミを入れる
「変態じゃない!仮にそうだとしても変体と言う名の紳士だ!」
どこかで聞いたことのあるネタだが気にしないように
「俺の相手はお前か・・・・」
剣がヴィクセンを見る
「できれば戦いたくないのだよ、イクス・・・・」
ヴィクセンが剣を落ち着かせるように言う
「あ?俺は戦う気はない、お前を逮捕するだけだ」
「なら戦うしかあるまい!」
ヴィクセンが氷の柱を出現させ、剣の方に飛ばす
「こんな術で俺を倒せるとでも思ったか!?」
剣は全て避ける
「注意をそらすだけだよ!」
ヴィクセンが魔方陣を展開し、そこから大量の氷柱が発射される
「こんなもの!」
剣はピーコック・スマッシャーを撃ち相殺しようとする、だが・・・
「な、俺の術が・・・」
ピーコック・スマッシャーが消滅し剣に襲い掛かる
「クッ、ヴィンセント!」
『Trinity Burst』
するとヴィンセントが変形し、腕輪状になる
「トリニティ・・・・バースト!」
するとヴィンセントから極太の砲撃が放たれる
「クッまだまだぁ!!!」
粘るヴィクセンだが少しずつ押されていく
「ヴィクセン、投降しろ、このままだと死ぬぞ!」
剣は警告をする
「私は、私はぁぁぁ!!!!!」
ヴィクセンがトリニティ・バーストの光と共に消えていく
「やったの・・・か」
剣は息を切らしている
『大丈夫ですか?マスター』
「大丈夫だ、ヴィンセント、俺はまだ行ける」
剣は無理に笑顔を作る
「な、溶けてる・・・」
ソラ達と戦っていた三蒼騎士が溶けて消滅した
「七課に連絡を・・・・・」
剣が連絡を取ろうとしたときだった
天井が破壊され、空が見える
「私を忘れてもらっては困るよ、イクス・・・・」
マールーシャが灰色の天使の形をしたロボットの上に立っている
「最終ラウンドだ!」
マールーシャが襲い掛かってくる
 

PR
この記事にコメントする
               
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧
パスワード   
* コメントの編集にはパスワードが必要です
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Copyright ©  -- I miss you? --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by 妙の宴
忍者ブログ  /  [PR]