忍者ブログ
とりあえず見ていってください、話はそれから
| Admin |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

忘却の城 屋上
「クッ、マールーシャ・・・・・」
剣がマールーシャを見上げる
「三刃さん、もうじきこの城は爆破されます、早く脱出を!」
ソラが爆弾を見つけて言うが、剣は聞いてない
「ソラ、ロクサス、早く脱出しろ!俺が時間を稼ぐ!」
そういい剣がヴィンセントを構える
『み~やい~ばく~ん♪』
ロイドがアヴァロンで屋上まで来た
「ロイドさん、3人をアヴァロンに!」
『りょうか~い♪』
そういうとロイドが魔方陣を展開し、ソラ達を転送する
「三刃さん、なんで!」

アヴァロン、操縦室
「ロイドさん、何で僕らを!」
ソラがロイドに講義する
「なんでかって~?教えてあげな~い」
ロイドはふざけている
「ふざけるな!何で、三刃さんの力になれねぇんだよ!」
ロクサスが壁を叩く
「君たちがいると死ぬよ?」
ロイドがさっきと違い顔が真剣だ
「何でなんですか!俺たちだってそんなヘマは・・・・」
「剣が八相を抑えるが限界に近づいている、よくここまで抑えれたものだよ」
『ロイドさん、アヴァロンを城から遠ざけて下さい』
「りょう・・・・」
「三刃さん、何で俺たちを・・・・・」
『ロクサス、俺は今皆を死なせるわけにはいかないんだ』
そういうと剣は通信を切ろうとする
「三刃君・・・・」
なのはがスバルに担がれて操縦室に来た
『なのはさん、二人をお願いできますか?』
「ちょっと難しいな、どうしてなの?」
なのはは理由を知っていながらも聞く
『俺の中の八相、それがいつ暴走してもおかしくないんです』
「なんで俺たちに話してくれなかったんですか!」
『相談したところでどうしようもできないんだ、封印術も効かないんだ』
「そんな・・・・・」
スバルが絶句する
『だから、お願いします、なのはさ・・・・・』
通信が急に切れる、そして城の最上階で爆発が起きる
「三刃さん!」
ソラが叫んだ時だった


忘却の城・上空
「この程度か・・・・・」
マールーシャが上昇する、そのときだった
「八相開放・コルベニク!!!!」
剣が八相を開放する
「これか、八相の力・・・・・」
マールーシャはコルベニクを解放した剣に見惚れる
「この力さえ我等のものになれば管理局など・・・・
「御託はいい・・・・・行くぞ!」
そして、激しい火花が二人を包んだ
「ハァァァ!!!」
剣がヴィンセントでマールーシャに斬りかかる
「甘いな!」
マールーシャは乗っているロボット「スペクター」
の両腕に装備されている大鎌で剣の攻撃を受け止める
「イクス、何故そうも管理局の犬でいる、我らの元に・・・」
剣は腕のワイヤーをスペクターの頭部に引っ掛けそのまま上昇する
「黙れ!俺の名は三刃剣だ!」
そういいながらヴィンセントをヴェルヴェット・ムーンからムラマサ・ブレードにチェンジする
「剣よ、咲き誇る闇に喰われ、光なき忘却に消えるがいい!」
マールーシャも持っている鎌「フルブーム」でムラマサ・ブレードで対抗する
「消えるのは・・・貴様だぁぁぁぁ!!!」
剣の左腕にもう1つの大剣が出現する
「なに、もう一つだと!?」
マールーシャはスペクターを後退させ、その鎌で剣の攻撃を受け止める
「な・・・コイツは・・・・」
『初めましてマスター、ガラード・ユーウェインと申します』
左腕のデバイスはそう名乗る
「すまない、俺に力を貸してくれ・・・・」
『お任せあれ』
そう言うとユーウェインは西洋刀(サーベル)に変わる
「これは・・・・」
『マスター、リミッター解除を、菊正宗一文字になります』
「わかった、リミッター解除、ダーカストフォーム!」
腰あたりまでだったコートが踝まで伸び、髪留めが外れる
目の白い部分が赤くなる
『Mode Change kikumasamuneichimonzi』
するとヴィンセントが大剣から一転、日本刀のような形に変わる
「君が形を変えるのなら、私も変えさせてもらおう」
そういうとスペクターが変形し、
黒と白の羽が生え、両腕の鎌が落ち、さらに巨大な鎌を両手で握っている
顔の仮面が上がり女性のような顔が見える
「さぁ行くぞ!イクスよ!」
スペクターが剣に迫ってくる
「うおぉぉぉぉ!!!」
剣も菊正宗一文字と西洋刀「シラード」を構える
「いっけぇぇぇぇぇ!!!!」
剣がスペクターの右腕を切り落とす、だが・・・・
「甘いな!イクスゥゥ!!!」
大鎌が剣の左足を切り落とす
「がぁぁぁぁ!!!!!」
剣が痛さの余りに絶叫する
剣はスペクターに叩きつけられ城に降下する
「止めだぁぁ!!!」
そのときだった
「ディバイィィン・・・バスタァァァァァ!」
スバルの必殺技「ディバイン・バスター」が打たれスペクターの下半身が消滅する
「三刃さん、援護します!!」
剣が見上げると、ソラ、ロクサス、ティアナ、そしてスバルがいた
「お前等、出るなって・・・」
「三刃さんだけ活躍なんてさせませんよ」
「あんな話聞かされてじっとしてられないし」
「スバル、ティアナ、君達まで・・・・」
「ロクサス君やソラがなのはさんにお願いしてるの見てたらじっとしてられなくて」
「そうか・・・」
剣は何故か流れた涙をぬぐった
「フッ、所詮は無力な者の集まり、私の敵ではない!」
そういうとマールーシャが接近してくる
「ティアナ、右のPCを撃て、ソラとロクサスは左右からソニックレイヴを」
剣がいきなり指示を出す
「は、はい!」
ティアナがPCを撃ち大爆発を起こす、その隙にロクサスたちが上昇する
「三刃さん、私は・・・・・」
「スバルは俺から離れるな・・・」
「え、は、はい・・・・」
「なに!小癪な真似を!」
マールーシャはスペクターを後退させるが左右からソラとロクサスが接近する
「しまった!」
マールーシャがガードに移ろうとする
「ソニックゥゥゥ!!!!!」
「レェェェェイヴ!!!!!」
二人のソニック・レイヴがスペクターを貫く
「クッ、脱出だ!」
そう言うとマールーシャはスペクターのコックピットから脱出する、だが・・・・
「行くぞ!スバル!」
剣とスバルがマールーシャの前方で立っている
「ディバイィィィィィィィィン!!!!」
「トリニティィィィィィィィィ!!!」
「な・・・・・」
マールーシャがガードに入るが無駄な事だった
「バスタァァァァァァァァ!!!!!」
「ブラストォォォォォォ!!!!!」
二つの閃光がマールーシャの体を撃ち抜く
「わ、私が・・・・・・」
そしてスペクターが爆破する・・・・
「やったぁ!」
ソラ達が喜ぶ
「三刃さ・・・・・・」
スバルが剣を見たときだった
「ごめんね、みんな・・・・・・」
そう言うと剣が城へと堕ちていく
「三刃さん!」
スバルが剣を呼んだが剣は何も言わなかった
そして・・・・・


忘却の城が大爆発を起こした
スバル達はロイドの転送魔法で無事帰艦した
その後アヴァロンは3時間後無事機動七課に到着
剣の死を明かしたのはロイドだった
スバルは口を開かず、目には光が宿ってなかった
剣の葬儀は翌週行われ、参列者の数はかなりのものだった
剣に助けられた者、親しむ者、ライバル心を抱く者、さまざまな人がいた
PR
この記事にコメントする
               
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧
パスワード   
* コメントの編集にはパスワードが必要です
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Copyright ©  -- I miss you? --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by 妙の宴
忍者ブログ  /  [PR]