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とりあえず見ていってください、話はそれから
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数日後 聖王医療院

「主力が全滅ですか・・・・」
骸がはやてと話をしている
骸は腹に包帯を巻いている、傷は浅かったらしい
「うん、スバルとティアナはイクスにやられてエリオ君も集中治療室・・・・」
「なのはさんやフェイトさんは?」
「あかん、ゼムナスとのダメージが少し大きい」
骸が少し考え込む
「どうしたん?」
「そういえばはやて隊長、死んだはずの剣がどうして生きてるんですか?」
「それがウチにもわからんねん」
「わからない?」
「ウチが見たとき三刃君は培養液の入ったカプセルに閉じ込められててん」
「そこを救出したのですね?」
「うん・・・・」
『八神隊長、三刃さんが目を覚ましました』
「わかった、すぐ行く」
そう言うとはやて達がは椅子から立ち上がる


剣の病室
2回ノックがなる
「どうぞ」
剣が返事をする
「気分はどうや?」
「普通です」
「そうか、そりゃよかった」
「ところでお二人は誰なんですか?」
剣の発言に骸は驚きを書隠せない
「やだなぁ三刃君、何の冗談や?」
「冗談じゃないです、どうして初めて会ったのに俺の名前を・・・・」
「三刃君、もしかして・・・・」
「八神隊長、一旦落ち着いて・・・」
「う、うん、また来るな・・・」
「は、はぁ・・・・・」
はやて達は一旦部屋を出る
「あの人たち、一体誰なんだ?」

機動七課
「酷い有様ですね」
骸が半壊した機動七課の見て言う
ⅩⅢ機関との戦闘で隊舎の60%が破壊されている
「倉庫と指令室が残ってるだけでも有難いですよ」
ソラが骸の隣に座る
「ソラ、大丈夫なのですか?」
「大丈夫ですよ、大して怪我も負ってないですし」
「ならよかったです」
「おや、骸さんにソラ君・・・」
ヴァイスが後ろからやってくる
「ヴァイス陸曹、どうしたんですか?」
「モコナってチビが呼んでましたよ」
「何処に?」
「さぁ?多分聖王医療院に行ったと思いますよ?」
「そうですか、ソラ、ちょっと出てきます」
「あ、はい・・・」

聖王医療院 屋上
「剣、何も憶えてないのか?」
黒髪の女性が剣の隣に座っている
「あぁ、唯一覚えているのはヴィヴィオとお前、それから機関の事だけだ」
「そうか・・・・」
「だがモコナ・・・・・」
「ん?」
「何で人間状態なんだ?別に小型で・・・」
「久しぶりになってみたかっただけ、ヴィヴィオの前じゃ小型だし」
そういうと女性の耳がモコナのたれ耳になる
「まぁ5年前はそっちの方が多かったしな・・・・」
「おや、剣、此処にいたのですか・・・」
「あ、骸・・・・・」
どうやら骸の事は憶えていたらしい
「そちらの女性は?」
「あ、そっか、お前は見るの初めてか・・・」
「モコナだよ」
するとモコナは元の小型に戻る
「モコナだったんですか、気づきませんでした」
「ま、あっちの姿は剣しか知らないしね・・・・」
「剣、一ついいですか?
「何だ?」
「八神隊長を見たとき誰と聞きましたよね?」
「ん、あぁ、八神って名前なんだな・・・」
「どこから記憶がないんですか?」
「6年前のあの事件から・・・・」
「そうですか・・・・」
「今俺は何処の所属なんだ?」
「機動七課です」
「・・・・・・駄目だ、何も思い出せない・・・・」
「無理はしないほうがいいです、少しずつ思い出せば・・・・」
「そう・・・だな」
「それじゃあ、僕は行きますね」
「あぁ・・・」
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