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とりあえず見ていってください、話はそれから
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ⅩⅢ機関本部 浮遊要塞内 椅子の間
「どうやらロクサスが真の記憶を取り戻したようだな」
ゼムナスが感知したようだ
「デミックス」
ゼムナスがデミックスの名を呼ぶ
「は、はい!」
デミックスが少し震えながら返事をする
「ロクサスの処理をして来い」
「お、俺が!?ロクサスを・・・・」
「本部を襲撃したアクセルの反応も消えた、他のメンバーは待機中だ」
「わ、わかったよ」
「なに、怯えるな、奴らを散らせればお前でも勝てる」
そう言うとゼムナスが部屋を出て行く
「こういうの、俺向きじゃないんだよなぁ・・・・」
デミックスは一人落ち込んでいた



浮遊要塞 エレベーターホール
「おかしな・・・・・」
ロクサスが何か考えている
「おかしいって何が?」
「いつもならここに見張りがいるはずなのに・・・・」
「俺が撤退させたよ」
青いギターの様な武器を肩に乗せている
「デミックス!」
ロクサスが武器を構える
「おっと、悪いけど全員の相手はできないので!」
デミックスが指を鳴らすと落とし穴が出現する
「しまった!」
スザクたちが穴に落ちていく
「三刃さん、みんな!」
唯一落ちなかったソラが皆を呼ぶが返事が聞こえない
「デミックス!よくも!」
ロクサスが斬りかかるが水の壁で防がれる
「安心しな、全員生きてるよ、まぁバラバラに散っただけさ」
デミックスが笑いながら言う
「お前・・・・よくも・・・・」
ロクサスから金色の闘気が出てきている
「ロクサス、今なら間に合う、機関に戻って・・・・」
デミックスが言い終わる前にロクサスが動いた
「あたらないよ!」
デミックスが水の壁を出現させる、だが・・・・・・
「ぁぁぁあああああ!!!」
ロクサスのキーブレードが徐々に壁を侵食していく
「はぁぁぁ!!!」
キーブレードが完全に壁を貫通する
「な、くそ!」
デミックスが水の分身を出現させ、ロクサスを襲う
「邪魔だ!」
すると、キーブレードの一部が分離し、ビームを発射する
「な、シューティング・ビット、使いこなせてたとは・・・」
デミックスはさらに分身を出すが消されていくほうが速い
「お前は行きてちゃいけない存在だ、みんななら分かるはずだ!!」
ついに最後の1体が撃破される
「消えてしまえぇぇぇ!!!!!」
ロクサスがキーブレードを振りかざしたときだった
ソラがそれを受け止める
「やめろ、ロクサス、もう気を失っている」
「どけ!俺はコイツを、コイツを消さなきゃいけないんだ!」
するとソラがロクサスの頬を殴る
「いい加減にしろバカ!感情のままに行動をするな!!」
するとロクサスの体から闘気が消える
「俺・・・・は・・・」
するとロクサスが気を失った
「コイツ、もしかして正気を・・・・」
そう言いながらソラはロクサスを肩車し、先に進んだ

ⅩⅢ機関本部 浮遊要塞内 混沌の狭間
「ここは・・・トビア、起きろ」
スザクが目を覚ましトビアの体を揺さぶる
「ん、あれ?スザクさん?」
「どうやら皆と逸れたみたいだ」
スザクが辺りを見渡す、出口のようなものはない
「出口が・・・ない」
『出口なら此処にあるぞ』
何処からか男の声がする
「な、何処にいる!」
スザクが辺りを見渡すが誰も出てこない
「何処を見ているのだ?私はここにいるよ」
すると闇の回廊が開き中から短髪の男が出てくる
「ノーバディか!」
トビアがスカル・セイバーを構える
「おっと、威勢がいいな、スカル・ハート」
「その名で呼ぶのは三刃さんだけかと思ったけど、お前、何者だ?」
「No.Ⅹルクソードだ」
「賭博士のルクソードか」
「知っているのか?トビア」
「噂ですけど、別世界で最強のギャンブラーですよ」
「では、行くぞ」
そう言うとルクソードが辺りにトランプをばら撒く、トランプが巨大化し、空中を浮遊する
「な、消えた!?」
スザクが目を逸らした隙にルクソードが消えてしまった
「消えてません、隠れただけです」
『正解だよ、スカル・ハート、さぁ私を見つけるがよい』
「くそ、こうなったら!」
スザクがヴァリスを構える
「待って下さい、下手に撃ってもこっちの魔力を消耗するだけです」
するとトビアが目を閉じた
「トビア?」
「・・・・・みつけた!」
するとトビアがナイフを投げる、ナイフはトランプに刺さりルクソードが出てくる
「くっ、まだだ、これならどうだ!」
すると浮いているトランプがトビアの方向に向かっていく
「こんなもの」
するとトビアが腰に付けていた何かのグリップを取り出す
「スクリュー・ウェップ!」
するとグリップの先端からビームの鞭が展開される
「いっけぇぇぇ!!」
鞭が全てのトランプを貫通する、トランプが消えるがルクソードの姿がない
「甘いのはお前だ、スカル・ハート!」
ルクソードが後ろから不意打ちをかける
「しまった、シールド!」
「フハハハ、間に合うも・・・・」
ルクソードの声が急にとまる
「な、体が動かない」
ルクソードの体に捕縛魔法が掛けられ体が動かない
「読みが甘かったね、ルクソード」
スザクがそう囁くとルクソードの首を軽く叩く
するとルクソードが気絶する
「すみません、スザクさん」
「無茶はよくないよ、それに少しは僕を頼って欲しいな」
スザクが手を差し伸べながら言った

ⅩⅢ機関本部 浮遊要塞内 惑わしの空間
「ここは・・・・」
シグナムが目を覚ます
「やっと起きたか」
ヴィータが隣に座っていた
「な、なんだあれは・・・」
シグナムの視線の先には巨大な時空の狭間が広がっていた
「なんだろうな、アレ・・・」
『認知外迷宮への扉さ』
すると何処からか声がする
「誰だ!」
シグナムが辺りを見渡すとサイクスがドアから入ってくる
「ヴォルケンリッターが此処に来るとは・・・・」
「認知外迷宮とは何だ?」
シグナムが愛刀「レヴァンティン」を構える
「崩壊した世界の集合体、世界のゴミ箱だよ・・・」
「何故そのような場への扉を?」
「Aura復活のためさ」
するとサイクスが大剣「クレイモア」を構え接近してくる
「くっ」
シグナムがレヴァンティンで防ぐ
「どうした?この程度じゃないだろうな?」
サイクスが余裕な表情で言う
「シグナム!」
ヴィータが援護に向かおうとする
「来るな、これは私の戦いだ」
「わ、わかった」
ヴィータはしぶしぶ言う事を聞く
「どうした?折角の援護を断るとは・・・・」
「貴様との決着をつけたくてな、行くぞ」
するとシグナムが数歩下がり体制を低くし、構える
「私も本気で行かせてもらう・・・」
するとサイクスの顔が豹変し、顔つきが変わる
「それが貴様の力か?」
「狂戦士、この状態になれば相手は確実に死ぬ・・・」
するとサイクスの片手にもう1本のクレイモアが出現する
「狂喜乱舞!!」
サイクスがクレイモアを地面に叩きつける
その衝撃が床を巻き込み土石流になる
「火竜一閃!!!」
シグナムがレヴァンティンを大きく振る
すると巨大な炎の竜が現れる
「はぁぁぁぁぁ!!!」
「ぬおぉぉぉぉ!!!」
竜と土石流がぶつかる
「負けるものか、主のために!!」
そして竜が土石流を飲み込みサイクスに襲い掛かる
「馬鹿な、この私の攻撃がぁぁぁぁ!!!」
サイクスが竜に飲み込まれる
「やったか・・・」
炎が過ぎ去ったあとに爆発頭になったサイクスが見える
「ふぅ・・・」
シグナムがその場に座り込む
「大丈夫か?」
ヴィータが駆け寄る
「少しばかり魔力を使いすぎた、大丈夫だ」
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