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とりあえず見ていってください、話はそれから
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アーガマ ブリッチルーム
「周囲に異常は?」
「特にありません」
アーガマが順調に航行を続けていた
「ところで黒(ヘイ)さん、僕らがデジタル・ワールドに来た理由って何でしたっけ?」
「え、え~っと確か・・・あ!ゼムナスがこの世界に現れたから調査にって上層部に言われたんだっけ ?」
「だっけ?じゃ困りますよ」
剣が困った表情で黒を見る
「隊長、前方に所属不明の戦艦を発見しました」
オペレーターがモニターに映像を移す
「向こうから交信が来ましたがどうしますか?」
「回線を開け」
『久しぶりだね、管理局の諸君』
画面に映ったのは李 健良(リ・ジェンリャ)だった
「李健良か・・」
剣が鋭い目で健良を睨む
『おっと、今日は松田タカトに用があるんだ、出せよ』
「李くん!」
タカトがブリッヂに入ってくる
『松田タカト、ケリを付けようじゃねぇか?』
「ケリ・・・・?」
『お前らと俺、誰が最強のテイマーかケリを着けようじゃねぇか?』
「行くなタカト、罠だ・・・」
「行くよ、彼が僕らから離れたのは僕のせいかも知れないから・・・・」
タカトが意味深そうに言う
「どういう意味なんだ?」
「この世界に来たのは、初めてじゃないんだ・・・」
「タカト!まさか樹里の事を・・・・」
「ここに来たのは3ヶ月前、その時はもう一人テイマーがいた」
ルキの静止も聞かずタカトが話しを続ける
「加藤樹里、今は亡き人だ・・・・」
「亡き・・・・・人?」
タカトの言葉に剣は驚きを隠せない
『あぁ、そこにいる松田君が見殺しにしたんだよ!』
「違う、タカトは見殺しなんかにしていない!」
ケンタが健良の言い分を否定する
『違うな!タカトなら彼女を救えた!だがアイツはそれを見捨てたんだ!』
健良は冷静さを失っている
『もういい、すぐに貴様らを沈めてやるよ!!』
「隊長、敵艦のエネルギーが上昇していきます!」
「クッ、回避を!」
「ダメです、間に合いません!」
『ハハハハハ!樹里が受けた苦しみを味わえ!!』
「ここまで・・・なのか・・・・」
黒が目を閉じる
「Iフィールド120%!!!」
剣がアーガマの前に出て戦艦の主砲を弾く
「け、剣・・・」
「こんな攻撃、何でもない!」
「剣、無茶だ!お前だけでもいいから逃げろ!」
「仲間を捨てて逃げるなんて、できるものか!」
だが砲撃は激しくなり徐々に剣が押されていく
「ぐぅぅ・・・まだまだぁ!!」
剣は足をふんばり、砲撃に耐える
『バカか、この砲撃をこのまま耐えるつもりか!?』
「クッ・・・」
タカトがブリッヂを出て行く
『ハッ、頭のいい松田君は逃げ出したか・・・』
健良がタカトの行動を見て鼻で笑う
「いや、そうでもないみたいだな・・・」
剣が何故か笑う
『なにが可笑しい!』
「はぁぁぁぁ!!!!!」
タカトが槍で主砲を破壊する
『何ぃ!』
「ラウンド2と行こうか!」

ミネルヴァ艦内
「李艦長、だめです、タンホイザーが起動しません!」
「クッ、うろたえるな!ミサイルポッド発射!」
『そうはさせへんで!』
キンタロスの声が艦内に響く
ミネルヴァ外部
「クマちゃん、行くよ!」
剣がキンタロスを掴んで飛んでいる
「頼むで剣、思いっきりデカイのやってくれ!」
すると剣がキンタロスを投げ掌に魔力を集中させる
「アトミック・ブラスター!!」
するとアトミック・ブラスターがキンタロスの背中に当たりキンタロスがミネルヴァに向かって飛んでいく
「ダイナミック・チョップ、バージョンアトミックや!!」
するとキンタロスがミサイルハッチにチョップを炸裂させ、ミサイルハッチが爆発する
「リュウタ!今や!一斉放射やったれ!」
「いっくよ~!!」
リュウタがアーガマの甲板で巨大な荷電粒子砲を構えている
「ディープストライカーの主砲の威力を舐めるなよ!」
リュウタロスが引き金を引く、すると粒子砲が発射される
「艦長、粒子砲が、避けきれません!!」
「えぇい、全員脱出だ!」
李の命令で搭乗員全員が脱出ポッドで脱出する
「剣、撃ち落とす?」
「いや、俺たちの狙いは李 健良、狙わなくていい」
「うん、分かった」
リュウタロスが引き金から手を離す
「クッ、三刃剣・・・・・・私が殺してくれる!!」
赤黒い憤怒闘気(オーラ)が李を纏う
「ダークネス・マトリックス・エヴォリューション!!」
李が赤黒い闘気を纏い、進化する
「おかしい・・・なにか違う・・・」
タカトが李の進化を見て何かを感じる
「違うってなにが・・・」
「僕らが進化した時はあんな赤黒いオーラなんて無かった、でも・・・」
李の進化したセントガルゴはいつもの深緑色ではなく闇のように黒い
『この進化は不の心を使い進化する、普通の進化よりも数倍の力を得る、君の進化など恐れるに足らない』
「クッ、マトリックス・エヴォリューション!」
タカトが進化し、デュークに返信する
「行くぞ!」
デュークが槍を構え、セントガルゴに突撃する
「ふん、甘い!」
セントガルゴがミサイルポッドを放つ
「その手にかかるか!」
デュークが全て避け、セントガルゴの足に槍を突き刺す
「痒いなぁ・・・・それが君の精一杯かい?」
セントガルゴがデュークモンを蹴飛ばす
「見ておきな、僕の能力を」
するとセントガルゴがいきなり小さくなり、デュークモンと同じ高さになる
「ほら、あんなに大きかった僕がこうも小さくなれるんだよ?」
「それがどうしたぁぁぁぁ!!!!」
デュークが体制を立て直し、再びセントガルゴに攻撃を仕掛ける
「邪魔、どいてよ」
セントガルゴの腕がデュークの腹部を貫く
「タカトォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
剣の声が当たりに響く
「あ・・・れ・・・・・・・・」
デュークの鎧が崩れタカトの姿が見える
「タカト!!」
「行かせないよ?」
セントガルゴが剣に攻撃する
「邪魔を・・・・するなぁ!!」
剣がヴィンセントで攻撃を受け止め、キックをかます
「フフフ、その程度か・・・・・」
剣のケリをくらい、数メートル後ろに飛ばされたものの、ダメージがない
「み・・・・・・んな・・・にげ・・・・・・」
タカトが気を失う


タカトの意識
「ここは・・・・」
タカトが目を覚ます
「にしてもここは・・・・・」
あたりを見回すが真っ白な空間に椅子が2つあるだけだ
「気づいたか・・・・」
赤い包帯で顔を隠した男が来る
「貴方は・・・・・」
「道は2つ、現世に留まるか、新たな命からやりなおすか?」
男が指を2本立てながら言う
「生きる道を選べばどうなるんですか?」
「コレをお前に託す」
すると男が裾から紅い竜のオブジェを出す
「やりなおすを選べば?」
「これだ」
すると死神のオブジェを出す
「・・・・・・・・・」
タカトが暫くの間黙り込む
「答えは?」
男がタカトに聞く
「生きる」
「ならコレを貴君に・・・・」
すると 竜のオブジェを差し出す
「コレを使えばお前に新たな力を与えるがそれに伴う痛みは計り知れん」
「それでも構いません、僕はみんなの力になりたい」
タカトがまっすぐな眼差しで男を見る
「そうか、私の名前はディズ、またどこかで会おう」
「待ってくださいディズさん、あなたは・・・・」
ディズが消え、タカトの意識が戻る

「ぐあぁ・・・」
剣が壁に叩きつけられる
「これで・・終わりだ!!」
李が止めをさそうとする
「ロイヤル・セーバー!!」
タカトが紅い鎧を纏い、李と剣の間に割って入る
「ここからが本当のクライマックスだ!!」
「へぇ、てっきり死んだと思ったよ」
李が予想外のタカトの復活に驚く
「タカト、お前・・・・」
「剣、下がってて、これは僕の戦いだ」
タカトがいつもと違い、暗い雰囲気の声で言う
「わかった、お前の意思にオレは逆らわない」
そういうと剣はタカトの後ろに下がる
「安心しなよ、三刃剣、君にもオモチャを用意したから」
すると李が指を鳴らすと遠方から竜が飛んでくる
「ウォーグレイモン、LV5の中でも最高位の物だ、ただしちょといじらしてもらってるけど」
オレンジ色の体に所々機械を埋め込まれた体
「まるでジェレミ・・・・」
「剣!!それは言っちゃダメだぁ!!!!!」
タカトと李がダブルでツッコミを入れる
「ウォーグレイモン!その女みたい男を切り殺せ!」
「WRYYYYY!!!!!!」
するとウォーグレイモンが剣に突進でする
「てんめぇぇぇぇぇ!!!!!」
剣が本気で怒り、ウォーグレイモンを蹴り飛ばす
「W,WRYYYY・・・・」
「お前うるさいんだよ!てかデジモンの泣き声はWRYYしかねぇのかよ!!」
すると今度はヴィンセントで背中を叩いている
「W、WRY・・・・」
「死ね!!!」
するとヴィンセントをヴェルヴェット・ムーンに変形させ、ヴェズバーを放ちウォーグレイモンが消滅する
「・・・・・・・・」
タカトが無言のまま剣を見ている
「剣・・・そんなに嫌だったんだね・・・・」
すると李が不意打ちを仕掛けてくる
「ダメじゃないかタカト、相手の前でよそ見しちゃあ!!」
李の攻撃をタカトは全てギリギリ回避する
「残念ハズレ!」
するとタカトが刀を抜くモーションをすると白銀に輝く西洋刀(サーベル)を握る
「クォ・ヴァディス!!」
タカトが李の体に西洋刀を突き刺す
「バ、馬鹿な、この僕が・・・・・どうして・・・・」
李がセントガルゴと共に消えていく
「李君、君の手に入れた力は本当の力じゃない、ただのマヤカシだったんだ・・・」
そう言うとタカトが李が消えた場所に十字架を描いた
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