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とりあえず見ていってください、話はそれから
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荒野
「新宿に戻るんですか?」
剣が黒(ヘイ)にたずねる
「あぁ、ゼムナスの反応ももうない、それに、タカト達は普通の子供だ、早く元の生活に戻してあげたい」
「そうですね・・・」


現在 アーガマ艦内
「そういや、新宿じゃそろそろ新学期に入る頃かな・・・」
剣が窓の外を見ている
暗く、何の光も無い風景を
『本艦前方に熱源反応、各員第一種戦闘配備!繰り返す!』
アーガマ艦内に放送が響き渡る

アーガマブリッヂ
「敵との距離は?」
李が上着を着ながらブリッヂに入ってくる
「およそ1500mです」 
「目標を確認できるか?」
「だめです、レーダーには反応するんですけど姿だけは確認できません」
「剣と良太郎は?」
「一応格納庫に準備させてます」

アーガマ格納庫
「テスト段階とはいえ、少しでもミスしたら死ぬ・・・・」
剣がスーツに着替え、ヘルメットを被っている
『剣ちゃん、憑依(うつ)ってもいい?』
リュウタロスが念話を掛けてくる
「ダメだ、もしもの事があったら困る」
『はぁい・・・・』
剣の返事にリュウタロスが少しガッカリそうな返事をする
「剣、準備できた?」
良太郎が部屋の隅にあるコンピュータをいじっている
「OKです」
「開けるよ」
すると良太郎がEnterキーを押し、格納庫の扉が開く
『剣、カタパルトで一時待機だ、いいな?』
「了解です」


再びアーガマブリッヂ
「目標が出現します!」
モニターにすこしづつ姿を現す
「な・・・この船は・・・・」
アーガマのブリッヂにいた大半は出現した戦艦に驚いた
「マザー・・・バンガード・・・・」
黒が呟く
『黒さん、あの船は・・・』
「マザー・バンガード、クロスボーン・バンガード軍の作り上げた最強の戦艦・・・」
「マザーバンガードから何かが出撃しました!」
モニターにズームが映し出される
「髑髏・・・?」
髑髏の仮面をつけた何者かがこちらに接近してくる
『黒さん、僕に出撃命令を!』
「わかった、剣、出撃しろ」
「三刃剣、行きます!」
剣がカパタルトから射出され、背中に翼が展開される
「ヴィンセント!」
『Set up』
インセントがペンダントモードからヴェルヴェット・ムーンにモードチェンジする
「はぁぁぁ!!!」
剣が先制攻撃を仕掛けるものの仮面の男は回避する
「・・・・・・」
仮面の男が何かを呟く、指輪が西洋刀に変化し、剣の攻撃を受け止める
「殺られる・・・・」
剣が目を閉じたときだった
「うぉりゃぁ!!」
M良太郎がとび蹴りをかまし、男が反動で飛んでいく
「どうだ、最高にカッコイイタイミングだろ?」
M良太郎が剣にガッツポーズをしながら言う
「どうせならもっと早く来てくださいよ・・・・」
剣がため息をつきながら言う
「・・・・・・・」
男がまた接近してくる
「剣、どいてろ、久しぶりに出番が来たんだ、俺にやらせろ」
するとM良太郎がベルトをつける、が・・・
「変身はさせない」
仮面の男がM良太郎を蹴飛ばす
「な、ちょ、てんめぇ・・・」
次第に良太郎の声が聞こえなくなっていく
『X1、戦闘をやめよ』
マザーバンガードが外部スピーカーを使っている
『少年、管理局の者か?』
「あぁ、そうだ・・・」
『私はマザー・バンガード艦長ベラ・ロナだ。貴君の指揮官と話がしたい・・・・・』
「わかった・・・・」
すると剣が腰に掛けていた無線でアーガマに連絡を取る
「黒さん、マザー・バンガードの艦長を名乗る人が話がしたいと」
『分かった、戻って来い、あと良太郎の回収を頼む』
「あ、はい・・・・」
「・・・つまりあなた方はクラックス・ドゥガチを追っていると?」
黒(ヘイ)がマザーバンガードの艦長ベラ・ロナと話をしている
「はい、彼は我々の住んでいた世界でロストロギアの実験をして世界を滅ぼしたのです」
「それで俺たちが時空の狭間を彷徨っていると君たちに出会ったというわけだ」
壁にもたれている青年=キンケドゥ・ナウが言う
「あの船には軍人の他にも一般市民100万人がいるのです、どうかそちらで保護してもらえませんか?」
ベラが黒に頭を下げる
「わかりました、とりあえず今から本部のほうに連絡をしてみます」
すると黒が部屋を出て行く
「失礼します、お茶を持ってきました」
良太郎が紅茶を持ってきた
「ごめんなさいね、良太郎さん」
「いえ、これぐらいの事はしておけって言われてるんで」
そう言いながら良太郎がキンケドゥとベラに紅茶を配る



アーガマ ブリッヂ
『わかったよ、黒君、あと、本部から連絡があって、君はこれから第96独立部隊として動いてもらう』
「了解です、指令」
黒と上司が回線で話をしている
『あと避難民だがミッドで預かるなった、詳細は追って報告する、宜しく頼むよ、黒提督』
「あの・・・自分は一等空佐のあずでは・・・」
『昇進おめでとう、それではしばらくそこで待機しておいてくれ』
「了解です」
すると回線が切れる


アーガマ メカニックルーム
「う~ん、どうやらミドルレンジ特化してるね」
アーガマのメカニックチーフ、ロイド・アスンプルトが先ほどの戦闘のビデオを見ている
「失礼します」
剣が部屋に入ってくる
「おや、剣君、どうしたの?」
「実は頼みたいことがあって・・・」
「頼みたいことぉ~?」
ロイドが能天気な声で返事する
「じつは・・・・・」



アーガマ 会議室
「・・・とのことで、もうすぐで局の方から指示が来るのでそれに従うよう言ってください」
「ありがとううございます」
「あと、局のほうには民間協力者はアーガマのほうに数名いると言っておきました」
「参加は、私とキンケドゥ、それから・・・」
「あの、僕も行きます!」
誰かが部屋に入ってくる
「トビア・・・」
キンケドゥが少年の参加に驚く
「君は?」
「僕は、トビア・アロナクス。一応海賊見習いです」
「武器は?」
「これがあります」
すると腕輪が光り、どくろが掘られた斬馬刀を持つ
「そうか、わかった」
「黒さん、局の船が来ました」
剣名が部屋に入ってくる
「え~と、君は?」
「俺は三刃剣、宜しく」
剣がトビアに手を差し伸べる
「宜しく、僕はトビア・アロナクス、トビアでいいよ」
「んじゃ俺も剣でいいよ」
すると2人が握手をする、二人の間に友情が芽生えた
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