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とりあえず見ていってください、話はそれから
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数日後
「はぁぁぁ!!!」
剣がハートレスを一刀両断する
「剣、殲滅完了です」
骸が三叉槍を収納する
「ここ数日だけで39匹もハートレスが出てきてるけれど、何で・・・」
剣が悩む
「真実を知りたいか?」
何処からか男の声が聞こえる
「誰だ!」
剣が周囲を見渡す
「久しぶりだな、イクス・・いや、今は剣と呼ぶべきか?」
歪が生じ、そこから黒いフードの男が出てくる
「ゼムナス!?」
剣がヴィンセントを構える
「ハートレスは碑文に反応し、出現する、つまり君が生きている限りハートレスが永遠に出現する」
すると男が剣の懐に飛び込みパンチを繰り出そうとする
「おっと、それはニセモノですよ」
骸が喋ると同時に剣を殴るが剣が消滅する
「ほぉ、骸、俺に操られていた時より動きがよくなったのではないか?」
ゼムナスがニヤリと笑う
「骸・・・」
「気にしないでください、何があろうと私は君の味方ですから」
そう言うと骸が地面に槍を刺し、霧を発生させる
「な、むく・・・・」
「(いまのうちに逃げます、声を出さないで!)」
そう言うと骸が剣の腕を掴み、走る
「・・・・・逃げたか、まぁいい、どの道お前らは逃げられんよ」
ゼムナスの笑い声が周囲に響き渡った

数日後
「・・・つまり、ゼムナスが剣を狙っていると?」
黒(ヘイ)がアイスコーヒーを飲み干す
「はい、おそらくあの男は此処に現れると思います」
すると骸が紙を取り出す
「コレは?」
紙には住所と周辺の地図が書いてある
「剣の生まれた場所・・いや、作られた場所ですね」
そういうと骸がイスから立ち上がる
「何処に?」
「剣のところです、彼にも話しておけなければ」
そういうと骸が黒の部屋から出て行く


侑斗のマンション
「・・・つまり、剣をそこに連れて行くのか?」
「えぇ、そうすれば何か手がかりが分かるかもしれません」
骸が侑斗に状況を説明している
「わかった、明日また此処に来てくれ」
「わかりました」
そういうと骸が帰っていく



翌日
「あの、骸さん、黒さん、一体何処に・・・」
「お前の生まれた場所だ・・・」
そういうと侑斗がマンションの前に用意しておいた車のドアを開ける
「俺の・・・・生まれた・・・」
そういうと剣が車に乗る



研究所内部
「ここか・・・」
侑斗がベルトをセットするが変身はしない
「剣、此処からは何があるか分かりません、気をつけて」
そういうと骸も三股槍を握る
「りょうか・・・」
剣がヴィンセントを握ろうとした瞬間、ヴィンセントを落す
「が・・・・・あ・・・・」
剣がその場に伏せこむ
「剣、どうし・・・・」
「ガァァァァァァァァァ!!!!!」
剣が声にならない声を出す、すると剣の体に妙な紋様が浮かぶ
「侑斗さん、下がって!」
骸が防御壁を出す
「スケェェェェェェェェェェェェェイス!!!!!」
剣の叫び声と共に黒い死神のような何かが出現する
「がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
剣が頭を抑え、苦しむ
「剣一体・・・」
骸が近寄るがスケィスが鎌を構える
「近づくな・・・・ってことですか」
すると骸が後退する
「やめろ・・俺に・・干渉するな・・・」
「(フザケタコトヲ言ウナ、キサマハ黙ッテミテイロ)」
剣の意識に誰かが話しかける
「骸、ハートレスが来ている」
侑斗が後ろを振り向くとハートレスの大群が接近してくる
「(チョウドイイ、アレヲ狩ラセテモラウゾ)」
すると剣の体が無意識に動く
「骸さん、侑斗さん、伏せて!」
剣の叫び声と同時にスケィスの鎌が侑斗達の頭上を通り過ぎる
「な、剣、危な・・・」
侑斗が背後を見るとハートレスの大群が真っ二つになっている
「嘘だろ・・・・50体は軽くいたぞ・・・」
侑斗が息を呑む
「侑斗、変身してください、今の剣を止めるにはスケィスを抑えるほか方法がありません」
骸が槍を握る
「骸、なんでそこまで剣を救おうと・・・」
「元は消えるはずだった命、それを救ってくれた彼のためならこの命惜しくありません」
すると骸が右目を抉り、数字を五に変える
「侑斗、僕が劣りになるんで、剣を」
「分かった」
すると骸が走り出す
「骸さん、にげ・・・・」
「(ナニヲイ言ッテイル?アヤツハ殺スベキヒョウテキ)」
するとスケィスのみが骸に迫る
「ハァァ!!!!」
骸がスケィスの攻撃を避け、槍で右目を刺す
『ガァァァァァァ!!!!』
剣と何者かが同時に叫び、スケィスが消滅する
「侑斗!今のうちに剣を!!!」
すると侑斗が剣の首を軽く叩き、気絶させる
「やっとおさまったか・・」
侑斗が剣を抱え、その場に腰をつく
「一旦黒(ヘイ)さんの元に行きましょう、本部に連絡してもらって、検査を・・・」
侑斗が剣を抱え、先に入り口へと戻った
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