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とりあえず見ていってください、話はそれから
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ミッドチルダ 先端医療センター
「一体剣をどうするつもりなんですか!」
骸が局員に怒りをぶつける
「骸、落ちつくんだ」
黒(ヘイ)が骸を沈めようとする
「黒さんはいいんですか!?剣がどんな検査されるのかも分からないのに!」
「許せ、骸」
そう言うと黒が骸を殴る
「何を!」
「今のお前は冷静さを失ってる、まずは落ち着け」
そう言うと黒が椅子に座り、硝子の向こうの剣を見る
「黒さん、先程上層部から命令が・・」
良太郎が息を切らしながらこちらに来る
「わかった。骸行くぞ」
そういうと黒が骸をつれて行く
「剣・・・・」




キョウト 研究所内部
「これは・・・・」
黒が書類を拾い上げる
「それは・・・」
「ハロルドの日記だ・・・」
すると黒が書類の束にに目を通す、

―私ドは創ってはならない命を創ってしまった
_王が造ったと称されるモルガナは__が造ったのではない
そもそもA__は存在しない、なら誰が__めにモルガナを造った?
私がたどり着いた結論は一つ、それは____と呼ばれる守_神であろう
私はモルガナに似た力を持った神郷諒も同じ力を持っていた
そうなるとモ___は旧暦に存在した____だということだ
だがモルガナにはペルソナと違う点がある
それは、過去に宿していた人物の意識がそのまま宿した人間に入り込む
意思の弱い人間はすぐに____を起こす、果たして彼
ケン・___はこのモルガナを制御できるのか?
「な・・・それじゃああの時剣は・・・・」
黒がある文を見て驚愕する
「一旦医療センターに戻る、剣が危険だ!」
黒が血相を変えて走り出す

医療センター
「剣、無事か!」
剣の部屋に黒たちが入る
「はい・・・彼とは決着をつけました、もう出てこないはずです」
「剣、お前・・・目が・・・・」
それまで黒色だった両目が左目だけ銀色になっている
「代償です」
そういうと剣が部屋から出て行った


侑斗のマンション
「で、そのモルガナってのに勝ったから左目がそうなったのか?」
侑斗が剣の左目を見ながら言う
「あ・・はい・・・」
「ほんと、よくそれだけの代償ですんだな・・・」
侑斗が安心したように言う
「ホント、全くだぜ」
剣の肩に座った人形が喋る
「わわわ、人形が喋った!?」
侑斗がかなり驚く
「あ、侑斗さんに紹介してませんでしたね」
剣が人形ではない何かを手の上に乗せる
「俺はハセヲ、前の碑文使いだ」
そう言うとハセヲがゆっくりと剣の手の上に立つ
「碑文・・・使い?」
侑斗がその言葉に引っかかる
「まぁ、モルガナのことです」
「それはそうと剣、腹が減ったんだけど何かないか?」
「ちょっと待って、カバンにクッキー入れてたから」
そういうとカバンからクッキーを出す
「おぉ、さっすが相棒、気が利くね」
そう言うとハセヲがクッキーを食べる
「ところで中身、どうなってんだ?」
侑斗がハセヲを見ながら言う
「あ、そこらへんはファンタジーパワーで」
剣が即答する
「あ、剣、今から買い物行くけど一緒に行く?」
良太郎がバイクの鍵を指で回しながら言う
「あ、行きます!」
剣が嬉しそうに言う
「そんじゃ、俺も行こうかな?外の事知りたいし」
ハセヲが剣の肩に乗る
「いいけど、絶対に喋らないでよ」
「そんなに硬くなくても・・・」
「ならコレつけたら?」
そう言うと良太郎がカバンからオコジョのぬいぐるみを出す
「・・・・・コレを着ろと?」
「うん」
ハセヲは黙って被った
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