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とりあえず見ていってください、話はそれから
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翌日 機動七課

「修復までかなり時間がかかるな・・・・」
剣が七課隊舎を見ながら言う
「ところで、モモタロス、なんでお前ここにいるんだ?良太郎は?」
剣が思い出したかのように聞く
「それが剣・・・・良太郎が消えちまったんだ!!良太郎だけじゃねぇ!カメ公達や侑斗!」
「え・・・みんなが!!」
「俺も訳わかんねぇんだよ!頼む剣!!俺に力貸してくれ!!」
モモタロスが剣に頭を下げる
「わかったといいたいところだが俺も自由にに動けないんだ・・・・」
「そんな、どうすりゃいいんだよ!」
「方法はありますよ」
二人が悩んでいると後ろから初老の男性が歩いてくる
「オーナー」
モモタロスが名前を呼ぶ
「初めまして三刃君」
「は、はい・・・・」
オーナーの異様な雰囲気に剣が少々戸惑う
「三刃君はこのようなパスを持っていますか?」
するとオーナーがパスポートを出す
「それなら確か・・・・・」
剣がポケットから銀色のパスとカードを取り出す
「それは・・・・・」
オーナーがパスを見て驚く
「オーナーさん?」
「いいでしょう、貴方はデンライナーに乗れます」
オーナーが指を鳴らすと時空に歪が生じ、列車が走ってくる
「これは・・・・・」
「デンライナー、過去と現在を行き来する時の列車です」
そういうとオーナーが列車に乗車する
「三刃さん!」
ロクサス達が追いかけて来る
「みんな・・・」
「心配ありません、ほら・・・」
そういうとデンライナーからもう一人の剣が降りてくる
「あれ・・・君は・・・・・」
「少し先の未来から来たお前だ、はやく良太郎さんを助けて来い」
そういうと未来の剣がデンライナーから降りる
「出発しますよ、三刃君」
オーナーが部屋の奥に入るとデンライナーが走り出す







2000年 8月4日 
「着きました、ここからはお二人で頑張ってください」
そういうとデンライナーが走っていく
「ここは・・・・・」
剣があたりを見回す
「剣、イマジンの匂いがす・・・・」
「ん、モモタロス、この光って」
剣が光に触った瞬間光が剣の中に入り込む
「な、剣!」
「光臨、満を持して」
剣の髪の一部が銀色に染まる
「な、ジーク!!!」
モモタロスが剣を指差して言う
「この体、良太郎ではないのか・・・・」
 そういいながらW剣が腕を組む
(変身するとウイングフォームなので)
「ところでオーナーの野朗、俺達をここにおいて、どうするつもりだ?」
モモタロスが悩む
「おいお供一号、この者の名前は何と言う?」
「お供一号じゃねぇ!ソイツは剣だ!」
モモタロスが「お供」に対して過剰反応をする
「ふむ、そろそろ彼が来るだろう」
そういうとW剣の前をゼロライナーが止まる
「剣、ってアレ?なんか違う・・・・」
侑斗がゼロライナーから降りてくる
「おい、侑斗、なんで良太郎が消えちまったんだ!」
「わからん、予測だが誰かが1988年を消滅させたかもしれない」
「ならば話は早い、1988年に向かうぞ」
そう言うとW剣がゼロライナーに乗り込む




一方未来から来た剣は・・・・
「ヴァイス、黒(ヘイ)提督に連絡をとれるか?」
「呼ぼうと思えば呼べますけどどうしてっすか?」
「アーガマが必要だ!」
そう言うと剣が回線を黒に繋ぐ
「こちら機動七課所属三刃剣一等空佐だ!黒提督を出して欲しい!」
「黒だ、どうした三刃一等空佐?」
回線が黒につながる
「黒さん、まだ船は動きますか?」
「現在改装中だ、あと20分で終わるらしい」
「黒さん、頼みがあります」
「どうした?」
剣が改まった言い方をする
「俺を存在しなかった世界に連れてってください!」



 

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