ＳＴＡＧＥ５４ 貴方と共にいる未来

ネェル・アーガマ艦内

「そうか・・・骸が・・・・」
黒（ヘイ）が骸の事を聞き、悔やむ
「僕が傍にいながら・・・・」
「それで、そのアーウェルンクスと言う少年はゼムナスの知り合いなのか？」
「話を聞くからにはそうに違いありません」
「そうか、ん？」
剣と黒が話しているととスバルが部屋に入っている
「あの、黒提督殿・・・」
「どうしたんだい、スバルさん」
黒がスバルの方を見る
「その、目的地に着くまでの間自分に稽古をつけてもら・・・・・」
「いいよ」
黒が即答し、椅子から立ち上がる
「有難うございます！」
「ただし、着くまでの１２時間、みっちりやるからな」
黒がスバルを連れてそのまま部屋を出る






一方機動七課は・・・・
「貴様、何故俺を外せた！」
「・・・・・・」
ネガタロスが剣に聞くが剣は答えない
「良太郎さん、まだいけますかね？」
「うん、大丈夫、それよりここは・・・」
良太郎が見慣れない周りの風景に戸惑う
「ミッドチルダ、僕が今住んでいる世界です」
そう言うと剣が再びベルトをセットする
「そっか、君もだったね」
良太郎もベルトをセットする
「ちっ、分が悪いな、お前ら、出て来い！」
ネガタロスが指を鳴らすとノーバディが出現する
「ジーク、まだ行けるか？」
「無論、私は王子だからな」
そう言うとジークが剣の中に入り込む
「モモタロス、いくよ」
「ジーク、いくよ」
剣と良太郎が同時にパスをスライドさせる
「「変身！！！」」
『ＳｗｏｒｄＦｏｒｍ』
『ＷｉｎｇＦｏｒｍ』
二人が同時に変身する
『モモタロス、みんなで行くよ！！』
ソードフォームの腰からケータイをとりだし、３・６・９・♯を押す
〔ＣＬＩＭＡＸ　ＦＯＲＭ〕
「てんこもりだぁぁ！！！」
するとソードフォームの外装の上に新たに装甲が装着される
「剣、そのリングをベルトに付けろ」
ウイングフォームのベルトの中央がスライドし、中にリングを収納するスペールが出現する
『行くよ！』
電王ウイングフォーム＝Ｗ剣が骸の形見のリングをセットする
〔ＮＥＢＢＩＡ　ＷＩＮＧ〕※Ｎｅｂｂｉａはイタリア語で霧を意味する
「我に霧の力を！」
するとベルトの中央に霧の紋様が現れ、背中に翼が生え、三叉槍が出現する
『これは・・・』
『（剣・・・私はいつでも貴方の傍に・・・・）』
骸の声が不意に頭の中を横切る
「剣、行くぞ・・・」
『あぁ！！』
ネヴィアウイングフォームが走り出す
「甘いな、変身！」
ネガタロスもベルトを使用し、ネガ電王に変身する
「おい剣、大物譲るからその姿の実力見せてやりな！」
クライマックス＝モモタロスがノーバディを斬りながら言う
「侑斗も、剣に任せると言っている！」
アルタイル＝Ｄ侑斗がノーバディを一蹴しながら言う
「任せろ」
すると剣がネガ電王に向かって腰のブーメランを投げる
「甘い！」
ネガタロスがデバイス＝ネガソードで弾く
「フェイクだ」
すると三叉槍でネガ電王に攻撃する
「なに、やるな・・」
するとノーバディが背後から迫る
「しまっ・・・・・」
「プラズマスマッシャー！」
その声と共にネヴィアウイングフォームの後ろにいたノーバディが消滅する
『フェイトさん！』
背後を見るとフェイト達が立っている
「ごめんね、来るのが遅くて」