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とりあえず見ていってください、話はそれから
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原作知ってなくても大丈夫なように作る&オリキャラ入れるのは無謀ですね

ではBパートです

PM12:42 図書室

「いらっしゃ~・・・なんだみっくんか・・・」

「その呼び方やめてください田山・・・」

図書室に入るなりカウンターにいる中年に見える少年に言われる

ここれで彼の紹介、彼はまぁ、田山君、非正規委員だが特例で働いてもらってる

「で、委員長さん、仕事のほうはどうですか?」

「どうもなにもやっぱ僕じゃぁ無理だよ、思考が追いつかないから・・・」

いつも痛いところを突かれる、図書委員長とは思っているそれより重役だ・・・

「とりあえず先生にまた相談するか・・・」

「~っとそこに隙有り!!!」

「はい残念・・・・・」

突然後ろから気配が接近し、すぐに右によける

「はうわぁぅぁ~!!!」

回避し、通り過ぎた「何か」は勢い余って壁に激突する

「で、樋口、何故こうも毎回こんなことするんだ?」

放置するわけにも行かないのでとりあえず壁に埋まった男子=樋口を引き出す

「そこに天城がいるから!!・・・・え、ちょま・・・」

無言で再び壁に戻す

「さて、そろそろ仕事するか・・・・」

『相変わらずキツイなwww』

「別にいつもどおりだからいいだろ?」

直接頭に話しかけてくる声に返答する

声の主はプロヴィデンスさん、色々とトラブルがあって俺と話せるようになったらしい

五感を共有してるらしいけど全く実感がわかない

「天城、予約してたダンタリアン借りたいんだが・・・」

「あぁ、野上君、ちょっと待ってくれ」

カウンター前にズッシリと本の山を置かれる

彼の名前は野上幸太郎君、二年で図書館カード50枚を突破した覇者である

「つか、何冊目だ?今年になって」

「だいたい140冊かもな・・」

「・・・・・・・・まぁ何もいわないけど・・・・」

こんな他愛のない会話をしながら手続きを済ませる

「じゃ、期限以内に・・・ってお前に言っても無駄だよな・・・」

「この量なら3日で十分だ、じゃぁな」

そういい本の山を持ちながら図書館を出る

「あ、天城君!」

野上君が出ると同時に双子の姉弟が入ってくる

「あ、涙に迅、あんま騒ぐなよ?」

この双子は涙(るい)と迅(じん)、涙がお姉さんで迅が弟だ

驚くことに二人とも外見が瓜二つで入れ替わっても全くわからない

「で、いつになったら姉さんじゃなくて僕を選んでくれるの?」

「あのなぁ、別に涙をそう見ることもないしお前をそう思う気もない」

「あ、天城君・・・そんな・・・私じゃ駄目なんですか?」

「あー・・・涙、別にそういう意味じゃなくて、その・・・」

僕が涙に言おうとした瞬間だった

「わ、なんだ!?地震か!?」

とつぜん大きな揺れに混乱する

『大丈夫だ帝、直に収まるがこの後から激しいのが来るぞ!』

「え!?それってどういう!!!」

プロヴィデンスの言葉の意味がわからずさらに困惑する

今思えば、この揺れが俺の日常を変えたのかも知れない・・・
 

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